初のスモールマウスバス釣行(2016.06.19 野尻湖釣行)
2016/06/24
スモールマウスバス(Micropterus dolomieu)
普段五三川で相手をしてもらっているラージマウスバスとは類縁種であり
その名の通り、小さな口とその割には隆起した背中、ラージとは異なり茶褐色が
掛かった体色等を外見的な特徴とする魚です。
野尻湖はこのスモールマウスバスが生息し、しかもサイズ、ウェイト共に
大きいという事で多くの釣り人が訪れています。
今回、私もそんな一人として野尻湖釣行に臨みました。
この機会を得られたのは、高校の頃からの友人であるS君のお蔭であります。
数シーズンに渡って野尻湖を訪れているS君を船長として、いざ出船!
・・・・・。
実は、遡ること1日、6/18にも釣行していたのですが、この私russulaは生来の
乗り物酔いの弱さと初のボートフィッシングとが相まって湖上でノックダウン…。
一時はボートを諦めて岸から釣ろうかと本気で考える程でした。
当然、釣果は無し…。これでは帰宅出来ない!と急きょ釣行予定を延長して臨んだ
2日目でありました。
そして迎えた2日目の朝。次の日が仕事のため、お昼過ぎには帰着せねばなりません。
「何とかrussula君に釣って貰いたい!」
自分は二の次でこんな言葉を掛けてくれるS君。実にナイスなアングラーです。
このrussula、ここは何としても応えねば!
朝一に入ったスポットは琵琶島の風裏に位置するスポット。前日の夕方に
S君が大きな魚を掛けたスポットでした。
ファーストキャストを譲って貰い、バックシートから水深3m前後のブレイクを狙う。
水深3m、五三川では超ディープな領域ですが、野尻湖ではシャローと言って良い
レンジだそうで、自分にとっては全く未知の領域です。
それ以外にも、1.3-1.8 gのシンカーを使って水深10mにアプローチしたり
2.5 lbという、店で手に取った事さえない細糸を使うなど、今回の遠征は人生初が
目白押しでありました。
この朝一に投げたのは3inのスティックベイトの1.3 g根こリグ。
これをボトムまで沈め、まずは30秒放置。
「虫ルアーを、だいたい1分放置だよ!」
前日のS君のアドバイスに「任せろ!」と目一杯放置し、回収したところ30秒も
経っておらず唖然としたこの私、ここはぐっと堪えます。
30秒、腕時計で確認してから徐々にラインを張ってみると、ジワリとした重みが
感じられる。
半信半疑のまま、スイープにロッドを煽って合わせを入れてみると、ゴミか枝を
引っ掛けたような重さが感じられる。
「うーん、沈んでた枝かも…?」
と呟いて糸を巻き取っていると、こっちを向いたS君が慌てた様子でエレキを踏む
「いや、ティップ入ってる、魚だよ!」
「!?」
それを合図にしたかの様に重みの正体が一気に走り、ドラグでラインが引き摺り出される。
ラージマウスでは経験した事のない急激な突っ込みで、ラインが出ていくスピードも段違い。
噂に聞く通り、スモールの引きはシャープでダイナミックなものでした。
何度か突っ込むスモールに対して、ドラグとソリッドロッドに仕事をして貰いながら対応し
船べりまで寄せた所で、S君がナイスネットイン。
人生初のスモールマウスバスは、41cmの立派な個体でした。
釣り上げた直後は安堵と喜びが入り混じって、胸の辺りが微かに震えていました。
そして、自分の事のように喜んでくれるS君。
この1匹は、実に尊い魚です。
結局、2日間を通して私が釣ったスモールはこの1匹だけでしたが、残りの時間も
ずっと幸せな気持ちで湖上に浮いていられました(船酔いもかなり慣れました)。
良き釣り友と、野尻湖に感謝を。
そして、次に来る時はもっと大きな魚を、もっと多く。
そう思うrussulaでありました。


